指導部門について

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当組合は、経済と環境のバランスが取れた森林整備を行うため、その前提である森林境界の明確化や、健全な森林整備を推進しながら、地域の人々へ森林の役割や山を管理することの大切さを啓蒙するため、次のような取り組みをしております。

人間にも「戸籍」があるように土地に関する記録「所在、地番、地目、地積、所有者等」を「地籍」といいます。地籍調査とは一筆ごとの土地について、地籍に関する調査・測量を行い、その結果を地図及び簿冊に作成するものです。

地籍調査により作成された「地籍簿」と「地籍図」は、その写しが登記所に送付され、登記所において地籍簿をもとに土地登記簿が書き改められるほか、地籍図が不動産登記法第17条の地図として備え付けられます。

地籍調査の進め方

  1. 土地所有者への説明会
  2. 一筆地調査
  3. 地籍測量及び地積測定
  4. 成果の閲覧・確認
  5. 成果の活用・登記所への送付
説明会
説明会
高精度測量
高精度測量

各種様式ダウンロードリンク

山村地域では、森林所有者の高齢化等により森林所有界が不明確になっています。

そこで森林の境界の明確化作業に取り組むことにより、間伐等の施業の集約化を図り、健全な森林整備が推進されます。

所有者との立ち合い
所有者との立ち合い
杭打ち
杭打ち

境界明確化の進め方

  1. 準備、調査
  2. 境界明確化活動のための地域の座談会の開催
  3. 森林所有者等による現地検討会
  4. GPS等測量、境界杭の設置等による森林所有界の明確化
  5. 測量データのGISによる森林施業図の図化
スマートポールによる簡易測量
スマートポールによる簡易測量

※境界の確認をしたい・今のうちに杭を打っておきたい等、個別でも承りますので、ご相談ください。

各種様式ダウンロードリンク

当組合は小・中・高校生を対象にした体験学習を開催しています。森林の仕事を体験することによって、森林の機能やその重要性を知り、森林の仕事に興味をもってもらいたいと考えています。

地元の中・高校生に林業機械の運転やGPS測量・ドローン操縦などを体験してもらい、林業に興味を持ってもらうこと、将来の職業の選択肢として林業を知ってもらう活動を行っています。

林業機械の運転の体験
ドローン操縦の体験

組合独自または企業と連携し、植林の際に県や市町村の協力をいただきながら植樹祭を行い、地域の人たちと協力した山づくりを行っています。

森林づくりの大切さや山への興味を広く持ってもらうための取り組みです。

植樹祭

小学校で飫肥杉の伝統や特徴などを子供達に説明したり、林業現場での伐採見学や製材工場の見学など、林業について知ってもらう取り組みを行っています。

飫肥杉の伝統や特徴などを子供達に説明している様子
製材工場の写真

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