環境への取り組み

近年地球温暖化等による気候変動が要因で台風の大型化や局地的豪雨による土石流や山林崩壊等大規模な災害が頻繁に発生しています。森林整備・治山事業を拡充し、災害に強い森づくりを進めていくことは、森林組合の使命として取り組まなければならないと思っています。

あわせて、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け森林資源の循環利用も求められており、豊富な森林資源を「伐って・使って・植えて・育てる」という持続可能な森林経営の構築で森林・林業・木材の成長産業化につなげていくことが重要であると考えています。

そこで、再造林対策として平成29年度より組合が伐採・植林した山林については、山林所有者(組合員)に対しhaあたり最大5万円の組合独自の上乗せ補助を支給するなど、様々な取り組みを行っています。

再造林の推進

森林組合で伐採した森林については山林所有者(組合員)に対しhaあたり最大5万円の組合独自の上乗せ補助を支給し、植林費用の負担軽減につなげることで再造林率のアップをすすめています。

環境林への取り組み

空気や水を育み生物の生態系維持のためにも必要不可欠である森林を適切に整備し管理するための取り組みとして、「漁民の森」や「企業の森」「水貯事業(広葉樹造林)」等、官民一体となり環境に配慮した森林づくりを行っています。

焼酎「山師」

『美味しい焼酎ができるのは森林が美味しい水を作っているから』だからもっと森林の大切さに目を向けて下さい。とアピールするために、地元の酒造会社に協力して貰い焼酎「山師」を制作しました。これは一般贈答用で、販売は行っていませんが、贈らせて頂いたたくさんの方々に好評を得ています。


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